「あら、珍しい。今日はおサボりにならなかったのですね」

「あぁ、ちょっとな…」

「夜にデートのお約束でもなさいましたか?」

「そうではないよ。ただ…昨日鋼のがやって来てな…」

「あぁ、そういえば、エドワードくんがきてましたね」
「そのときに、あいつが『あんまり中尉を困らせるなよな。ただでさえ最近いそがしいんだから…』なんて言うから…」

「まぁ!さすがエドワードくん。最年少国家錬金術師だけあって、言うことも立派ですね〜」

「むっ…別に君を困らせようとしているわけじゃ…」

「結果的に困っているのですから、エドワードくんの言う通りです」

「そうなのか…」

「しかし、あまり珍しいことをなさると、明日は雨が降るかもしれませんね。雨だと大佐、無能になってしまいますから…警護が大変ですね…」

「うっ、無能って言うな!!!」

「雨を降らさないように、適度に頑張ってくださいね」


だって、たまには貴方が脱走してくれないと、探しに行った時に貴方と二人きりになれる時間が無くなってしまいますから…