「おぉ、意外とたくさん願い事がさがってますな」

「本当ですね〜」

「ケッ、こんなんで願いがかなったら、教会も神さまもいらないっつーの」

「おや、ハボック少尉はこういうの嫌いですか?」

「興味ないね」

「そんなこと言って…お願いして彼女が出来なかったら、もう最後の手がなくなっちゃうからじゃねぇの?」

「なっ、うるさい、ブレダ!」

「おや、図星ですか?」

「んなわけねぇだろ!あぁ、もう、書きゃいいんだろ、書きゃ」

「じゃあ我々も…」

「僕も書きます」

「オレも書いてみるか」



『彼女が欲しい!!!(しかもボイン)』

『予算が出て新しい無線機が買えますように』

『給料上げて!あと休み欲しい』

『先日出た雑学辞典が欲しいです』



数日後…



「今日、新しい無線機届くんですよ〜」

「軍の図書館が、例の本を購入してくれました。これで読めますよ」

「おぉ、ダメ元で買った宝くじ当たってるよ!!!」

「……………………」

「ハボックさん…ダメだったんでしょうか?」

「そのようですな」

「やっぱ、最後のボインが無理だったんじゃねぇの?」



来年は絶対に書かない

そう心に誓ったハボックであった。